オンライン授業のための素材
このアニメは、職場のパワハラを題材に、「直接的暴力」「構造的暴力」「文化的暴力」を伝えます。
授業の目的としては、
・身近な暴力について考える
・身近な暴力から世界で起こる戦争について考える
・社会の構造を考える
・人びとの考え、態度を考える
など様々考えられます。
予告映像
▼ZOOMなどでのオンライン授業案【学生のWi-Fi環境が整っている・少人数】
・今回の授業の流れや「暴力」について簡単に説明する
・画面共有でパソコンで『クリスマスのオフィスにて』を再生
・グループに分かれる
(ZOOMのブレイクアウトルームやLINEグループなど)
・話し合いをする
(話し合う内容は授業のテーマによりさまざま。例えば、よしお、部長、同僚の役になり、それぞれ下記の点について考える。
◦ どういうことをしたのか
◦ どんな気持ちだったか
◦ その時、どうすれば良かったか
・グループの代表者が、話し合った内容を全員に向けて発表してもらう
(時間がなかったり、難しかったらカット)
・リアクションペーパーを書いて提出するように伝えて終了
(感想や「どのようにしたら暴力をなくせるか」など)
▼リーディング課題【学生のWi-Fi環境が整っていない、ZOOMから落ちた、多人数】
リーディング課題を読んで、レポートを完成させ提出してください。
課題の目的
いじめやハラスメントがなぜ起きるのかを考えることを目的としています。下記の職場におけるパワハラを題材としたショートストーリーを通じて「直接的暴力」「構造的暴力」「文化的暴力」の概念を理解し、身近な暴力から国家間の戦争まで、様々な暴力に共通する構造を理解します。
1.最初の設問
課題を読む前にあなたが考える「暴力とは何か」を言語化してみましょう。(100字~200字)
2.リーディング課題 ~その1~
『クリスマスのオフィスにて 3つの暴力〜見える暴力 見えない暴力 ①』
3.2回目の設問案
・なぜ、ヨシオはこのような目にあっているのでしょうか?
・ヨシオの上司がこのような言動を取るのはなぜでしょうか?
・ヨシオと上司の関係を、どのように変化させたら良いと考えますか?
・今、ヨシオはどのような気持ちでしょうか?
・もし翌日ヨシオが会社でのこの出来事を苦に、病気になったり、会社を辞めること
になったりした時、ヨシオの上司が「僕はヨシオに暴力を振るったりしていない。
僕は悪くない。」と責任を否定したら、あなたはどのように感じますか?
4.リーディング課題 ~その2~
『クリスマスのオフィスにて 3つの暴力〜見える暴力 見えない暴力 ②』
5.最後の設問
・「直接的暴力」「構造的暴力」「文化的暴力」の概念を具体例とともに自分の言葉
で説明してください。