ビープロダクション

株式会社 Be-Production

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〒160-0007 東京都新宿区荒木町20-4

TEL 03-6273-1666

©2016  Be-production Inc.

Be-production
コミュニケーションを変えることで

対立を防ぎ、和らげる

ちょっとした口論から暴力へ

クレームから訴訟へ

憎しみから戦争へ

個人間から国家間まで、様々な場面で起きる「争い」を

防ぐにはどうすればよいのか。止めるにはどうすればよいのか。

 

Be-Production は、

この問いに向き合いながら

アニメーションを制作しています。

 

これまで様々な学術研究や、世界各地に伝わる手法を参考に

「コミュニケーション」や「対話」に焦点を当てた

問題解決方法をご提案してきました。

 

そして、いまでは

対人関係に悩む方や

中学校・高校・大学・介護施設などにおける

授業、ワークショップ、アクティブラーニングの教材を探されている方を含む

多くの方々にご視聴いただいています。

 

今後もお子さまから大人まで

幅広い年齢層のさまざまなバックグラウンドの方にとり

わかりやすく、楽しみながら学びや気づきを得ていただけるよう、

作品づくりに努めてまいります。

教育効果・研究活動

わたしたちは、アニメーションを制作しながら、同時にその成果やコミュニケーション手法の実績について研究を進めています。Be-Production作品の教育効果については下記掲載いただいています。

 

・G181 杉田明宏・いとうたけひこ・井上孝代 2012 新入生講座におけるアニメ『みんながHappyになる方法』による紛争解決

   教育の効果― コンフリクト対処スタイルの変化 ―日本応用心理学会第79回大会発表論文集,90. (SSSSLIDE) (PPT) (PPT PDF)

・G185 杉田明宏・いとうたけひこ・井上孝代 (2013). 平和教育アニメ視聴による現職教員のコンフリクト対処スタイルの変化に

   関する研究:平和教育アニメーション『みんながHappyになる方法』の効果と意義 日本発達心理学会第24回大会発表論文集

   (SSSSLIDE) (SlideShare) (ResearchGate) (Academia) (PPT) (PPT PDF)

・トランセンド研究Vol.10-1 大学新入生講座『アニメで学ぶ対立の解決』におけるコンフリクト対処スタイルの変化(2012年)

   (PDF
・トランセンド研究Vol.10-2 教員免許状更新講習におけるアニメ『みんながHappyになる方法』活用の実践と効果(2012年) 

   (PDF)

​​・トランセンド研究Vol.11-2 アニメ『みんながHappyになる方法』による平和学習 : 平和博物館における活用を展望して

 (2013年)(PDF)

・「紛争解決教育における映像教材開発のための試論アニメーション『みんながHAPPYになる方法』の事例より」(関係性の教育

   学会 査読論文)(PDF)

いとうたけひこ研究室・​トランセンド研究会

 
 

作品一覧

これまでに制作したアニメーションをご紹介します

鬼退治したくない桃太郎 (10分)

人気No.1作品 紛争解決学の要諦、基礎的なスキルを理解したい方に

昔話とはうって変わって、非暴力の立場で村人ー鬼の間の話し合いを推進する桃太郎が登場。暴力を暴力で抑えるのではなく、暴力が起こらないような方法をみんなで考え、実践しよう

という提案をします。

価格 1,000円~

●この作品を通じて学べること

・ハワイに伝わる対立解決手法「ホーポノポノ」をご紹介します。

・一見解決不可能に思える紛争に対して、話し合いが有効となるという気付きと、建設的な

   話し合い手法を会得する教育効果を期待します。

笑顔を取り戻す介護メディエーション (13分)

介護現場での「クレーム」深刻化を防ぐ

いつも父親からケアホームズへの不満を聞き、嫌悪感と不信感を抱いていた弘美のもとに、「父親がベッドから落ちた」という連絡が。その担当者の受け答えに対し、弘美は怒り心頭。不満が頂点に達しますが、一人のメディエーターの登場により、両者の関係に突如変化が……!

価格 1,800円~

●この作品を通じて学べること

・日常的な出来事や会話から派生する「クレーム」や「誤解」を「より大きな事件(訴訟な

    ど)」にしないためにはどうしたらよいのか、トラブルを未然に防ぐために必要な考え方

     を学ぶことができます。

・トラブルの当事者双方に配慮をしながら、仲裁をする方法

クリスマスのオフィスにて (10分)

ハラスメント対策、企業内研修用教材に

会社で上司に怒られ気落ちするヨシオのもとに、"不思議なスマホ"を持つサンタが登場。これまで気づかなかった相手のバックグラウンドや気持ちを知ることで、ヨシオと上司はお互いを見る目を変えていき・・・?
仕事のみならず、あらゆる場面における人間関係に新たな気付き・解決へのヒントをもたらす、監督おすすめの新作です。

価格 2,500円~

●この作品を通じて学べること

・ガルトゥング平和学の入門編

・「直接的暴力」「構造的暴力」「文化的暴力」の概念について学べます。

オレンジの木の下で (9分)

ガルトゥング平和学の基本概念をカバーした、おすすめの入門編

小さな川をはさんだガルン国とオラン国。川の水をめぐって、2国間は不仲になり、お互いを悪くいい合うばかりに。反対や批判し合うのではなく、協調するようにはなれないのでしょうか?
他の作品では個別にでてくる、平和学の基本的な考え方を広くカバー。2003年に深化した概念理解にも活用できる、平和学に関心のある方にイチオシの教材です。

価格 2,500円~

●この作品を通じて学べること

・ガルトゥング平和理論の「消極的平和」「積極的平和」の概念について学べます。

・2003年に深化した「積極的平和」の定義を確認したい研究者の方にもおすすめです。

ジョニー&パーシー (7分)

小学校、中学校、高校の平和学習用教材に

ペンギンのジョニーとアザラシのパーシ-が、ひとつのエサをめぐって口論に。相手を疑い、相手のミスや失敗を責め合い、相手をののしる暴言に諍いが発展します。二人はどのような「ものの言い方」をすれば、ケンカにならなかったのでしょうか?もう一人の登場人物、キャシーの助言をもとに考えます。

価格 1,000円~

●この作品を通じて学べること

・ガルトゥング平和理論の「消極的平和」「積極的平和」の概念について学べます。

・2003年に深化した「積極的平和」の定義を確認したい研究者の方にもおすすめです。

Happyになる5つの方法 (7分)

コミュニケーション課題・公共用教材に

舞台はとある学級のホームルーム。発表会の劇を "2つのうちどれにするか?”決めるための話し合いが行われますが、なかなかうまくいきません。でも、話し合いの進め方を、多数決から「トランセンド」することで、みんなの様子が変わっていきます……!

価格 1,000円~

●この作品を通じて学べること

・ガルトゥング平和理論の「消極的平和」「積極的平和」の概念について学べます。

・2003年に深化した「積極的平和」の定義を確認したい研究者の方にもおすすめです。

 

視聴者からのメッセージ

過去ご視聴いただいた方々から寄せられたメッセージです。アンケートのご回答よりピックアップさせていただきました。(原文ママ)

中学生からのご感想

「アニメーションで学習することはあまりないのでとても新鮮でよかったです」

 

「アニメを見ながらだといんしょうに残るし、おもしろくおぼえられて、ケンカや対立があってもこうすればいいのかとわかりました」

 

「相手がどんな考えでも話を最後まで聞いて、悪かった所と良かった所を考えたいと思いました」

 

「自分の意見も大切だけど相手の意見も大切だと思った」

 

「勝手に、人の印象で決めるのではなく、相手の考え方などを知るために、話し合って、争いごとをなくしたいと思います」

高校生からのご感想

「アニメの中だけじゃなく、国際紛争や、クラブでのもめ事を解決していると聞いてすごいと思った。僕は今まで、世界から戦争はなくならないと思っていたが、こういう風に当事者だけで話し合っていけば、世界は本当に平和になるかもしれないと思った。」
 

「ふだんの生活に役立つと思った。」
 

「自分は自分の気持ちを表現することが苦手で、それを他者に伝えるということがあまりよくできていませんでした。しかし、今回授業を受けて自分に出来ることがたくさんあるということがわかりました。今回の授業で、ケンカや争いなどあるときに、その対処法がたくさんあることを知り、使ってみたいと思っています。人の話を聴く、自分の意見もしっかりと尊重することが大事だと思いました。」

大人・大学教授の方からのご感想

「事後の自由記述の感想文には、解決方法は多数決だけではない、答えは一つだけではない、話し合うことで発想や違った意見が出る、柔軟な発想が重要など、さまざまな気づきが記されており、今後に役立てたいという意欲も記されている」(大学教授)

 

「子育て真っ最中の若い人、世代に受け入れやすい内容だったと思う」


「まずは親が見てこの解決方法を学ぶことが必要だと思う」
 

「子どもと見たい」
 

「平和的に話し合いの中で解決できることに確信を持つことができた」
 

「ひとりひとりが自分の思いを他に向かって伝える機会がまずあることが大切だとも感じました。自分の意見が、直接取り込まれなくても、自分の思いを人に伝えられた、できれば一度は、わかってもらえたという気持ちがそれぞれの中でひとつ、気持ちが落ちるところがあるように思います」
 

「自己肯定感が得られて良かったです」

 

左の「今すぐ無料をアニメをもらう」をクリックしてください。

なお、ご視聴いただく方にはメールアドレスのご入力をお願いしております。

(ビープロダクションからお知らせが届くことがあります)

 

「インデ島へようこそ」(アニメ + シナリオ + 配布資料つき、英語吹き替え版あり)


 

油田をめぐり先住民と、植民者が対立する、架空の島「インデ島」を舞台に

植民地における「支配」「被支配」の構造と、これにより引き起こされる暴力

そして双方の立場が抱く不満・悲しみ・理想が描かれた作品です。

 

ワークショップやアクティブラーニングの導入映像、教材としてぜひご活用ください。

無料アニメのご紹介

Be-productionにご興味を持っていただいた方へ

無料にてご視聴いただける動画をご案内します

 

作り手より

---もともと何がきっかけで作品をつくりはじめたのですか。

松井ケティさんという清泉女子大学教授の授業がきっかけでした。『平和教育』の授業ときいていたので、悲惨な戦場ビデオをみるのかなとおもっていたんです。

 

---沖縄、原爆みたいなイメージありますよね。

そう、でも行ってみると全然違ったんです。3~4人で1グループになって最初に自己紹介しあうんです。一種のアイスブレーキングですね。好きな人、食べ物でもなんでもいいんです。好きなものを発表していき、最後にグループの代表者が他己紹介するというもの。

 

そうすると、話しを聴いている人は「それ、わたしも好き」というようにポジティブに人と人が出逢って関係していくという授業スタイルだったんです。授業のあとに、とても面白かったと松井教授へ伝えたんです。すると教授は、「人と人が出逢って、関係性を構築して、ケンカをしないようにうまく絆を紡いでいくことって“スキル”だから。勉強すれば習得できる。自分のものになるんですよ。」とおっしゃったんです。それがすごく印象的で。

 

---戦争がどれだけ悲惨なものかを伝えるだけの授業ではなく、どうしたら戦争がおきないようにするかの方法を、生徒ひとりひとりが体得する授業だった、ということでしょうか。

はい、それに過去の反省をしながらも“だから今後はどうすればよいか”建設的な方策を考える教育に魅力を感じました。そうして、コミュニケーション学習をつうじて平和を実現するための作品を制作しはじめました。

 

---『コミュニケーション』の教育には、どのような意味があるとお考えですか?

コンフリクト・リゾリューション(紛争解決)教育でくくるのは正しくないかもしれないのですが、個人、集団、国家間の紛争の背景を探り、誰が(何が)なぜ対立しているのか、お互いはなにを求めているのかを考え、自他を尊重しつつ最適で非暴力な方法で解決できるようになるための教育は、欧米では教育カリキュラムに組み込まれているのに、日本の学校教育では正式には位置づけられていないんです。

 

だから、今後は義務教育のなかで、可能な枠があれば実践していけたらと考えています。

 

個人と個人が仲良くするための方法と国と国が戦争をしないための方法には共通項がある。このガルトゥングの提唱理論と実践例を汎く知ってもらいたいと考えています。

 

これを通じて、戦争を国家対国家のみの何か遠いものとして捉えるのではなく、もっと身近に、ひとりひとりが「自分と他者の問題」と紐付けて学習するようになることに、価値があるのではないかなと思います。

 

---いじめも、世界の紛争も、1つの方法で解決できると。

そうですね、防げると思います。身近な人間関係とかうまくいってないと、社会のこととか世界の平和のこととか全然考えられないですよね。逆もまた然り。そういう意味で、わたしはこのコミュニケーション教育教材に価値があると考えています。自分自身、博士として勉強しながら、学問的に裏打ちされたアニメを制作していきたいと思っています。

 

---なぜ、映像で教育なのでしょう?

 

自分自身が社会科教師として勤めた経験がありまして。歴史の授業に関心を全く示さなかった生徒が、“イラスト”や“映像”をまじえた授業を展開したら、目の色がガラッと変わって、自分で問題意識を抱いて、質問を積極的にするように変わったことがあったんです。映像の力はすごいものだな、と思い知らされました。

 

---アニメをつくることの原体験というか、映像に携われた理由や、コミュニケーションを取り扱うようになったエピソードなど、お聞かせいただければとおもいます。

 

もともと人前にでるのが好きじゃない子どもだったんです。昔クラスで劇をすることになった時に、わたしは台本を書いたり監督をしたりする役に回ったんです。そのとき自分は出ないけれど、作品が前にでてみんなから“おもしろい”“おもしろかった”と言ってもらうことができた。なぜか演劇をむかしやっていたという給食のお兄さんに、手伝ってもらいながら。セリフをひとつひとつ書いたその出来ごとが、映像をつくる原体験となっていると思います。

 

コミュニケーションに着目したきっかけは2つあります。1つは、アフリカ人の友人が、日本を訪れたときに「バスでも電車でも、僕のとなりには誰も座ってくれない。変な目で見られるんだ。日本は住みにくいね。」といわれたんです。そんな差別のようなものが自分の身近なところで存在することも、親しい人に向けられたこともショックで。どうにかできないかなと漠然とした問題意識を抱きはじめました。2つめは、自分自身が大学生のときにバックパッカーをしたことです。バックパッカーって、人ととにかくはなさないとホテルもみつからないし前に進まないんです。そうして色々なひととコミュニケーションをとっていくうちに、嫌な思いもすれば、すごく愉しい思いもするし、それをひっくるめて「人間関係のなかで生きている」という充実感を得られたんです。

 

---今後、映像をつうじて実現したいことをお聞かせいただければ幸いです。

 

抽象的かもしれませんが、平和の文化をつくることに貢献していきたいと思っています。人の考え方や価値観、態度などが非暴力的に転換されるようになったらとおもいます。アニメの最後に実現されるような人間関係を、アニメを観た方が築くことができるようになることが、そのための第一歩かなとおもっています。

こんにちは、株式会社ビープロダクションのサイトを訪ねてくださりありがとうございます。代表の高部優子です。

私は大学卒業後、システムエンジニアを経て高等学校の社会科教員になり、その後NHKディレクターを務めました。

これまで映像制作と並行して、清泉女子大学大学院地球市民学専攻修士課程にて包括的平和教育、紛争解決教育(コンフリクト・リゾリューション教育)に関する研究、横浜国立大学都市イノベーション学部博士課程後期にて、日本の平和教育にガルトゥング理論(積極的平和・消極的平和、直接的暴力・構造的暴力・文化的暴力)の概念を用いた実践の研究をおこなってきました。

ビープロダクションでは、ディレクター兼プロデューサーとして、TV制作会社での制作経験と研究の双方を活かしながら映像をつくっています。 

  「紛争解決教育における映像教材開発のための試論アニメーション

   『みんながHAPPYになる方法』の事例より」(関係性の教育学会 査読論文


私がなぜ教員から、教材アニメをつくるようになったのか?その経緯につきましては、ぜひ下記の代表インタビューをご覧ください。